今回は投資初心者の私が
- インデックス投資
- 高配当株投資
の2つを比較した結果、高配当株投資を選んだ理由をご紹介します!
高配当株投資の
- メリット
- デメリット
もわかりやすくご紹介するので
投資を始めたばかりの方で、
どちらの投資手法を選ぶかで迷っている方は、ぜひご参考下さい!
また最新の高配当株投資の経過はこちらをご参考ください!
高配当株投資とはどんな投資手法か
まずは「高配当株投資とはどんな投資手法か」です。
高配当株は配当金を一番の目的とする投資手法

高配当株はその名の通り、
「株からもらえる配当金」を一番の目的とする投資手法です。
ちなみに株から得られる主な利益は
- キャピタルゲイン(株価の値上がりによる売却益)
- インカムゲイン(株の配当金による利益)
- 株主優待(日本株の場合)
の3種類で、配当金を目的とする高配当株投資は
インカムゲインを最大化する投資手法です。
高配当株の配当利回りの基準
高配当株の配当利回りの基準は、人それぞれですが
私は税引前の配当利回りが
- 日本株:3.75%以上
- 米国株:4.30%以上
を目安に考えています。

なんで日本と米国で基準が違うの??
この理由は、配当金にかかる税金が
- 日本株:約20%
- 米国株:約30%
であり、税引き後3%の配当利回りを目安として考えているためです。

米国株の方が税金が高いか〜
高配当株投資のメリット
次は「高配当株投資のメリット」です。
配当金で不労所得を実感できる
1つ目のメリットは「毎年配当金が受け取れる」です。
当然ですが、高配当株投資では
毎年株から配当金を受け取ることができるため
不労所得を強く実感できます。
対してキャピタルゲインを目的とするインデックス投資の場合
総資産額は毎年増加しますが
売却しない限り利益を得ることが出来ません。

段々生活が楽になるわけじゃないんだね!
そのため配当金によって毎年不労所得を実感できる点が
高配当株投資のメリットの1つです。
ちなみに配当金がもらえる頻度は株によってそれぞれですが
- 1年に1度
- 3ヶ月に1度
- 1月に1度
のどれかが多いです。
不景気に強い

2つ目のメリットは「不景気に強い」です。
一般的に、配当金は株価に比べて不景気の影響が小さいです。
そのためリーマンショックのような株価の暴落が起こったとしても
比較的安定した収入を得られる点が高配当株投資のメリットの1つです。
特に不景気に入った場合、ボーナスのカットなどにより
給与所得が減少する可能性があるため
安定した配当金は生活の強い支えになります。
出口戦略がほとんど不要

3つ目のメリットは「出口戦略がほとんど不要」です。

出口戦略??
そもそも出口戦略とは、
「株式投資で資産額を積み上げた後その資産をどうするか」の戦略です。
例えばキャピタルゲインを目的とするインデックス投資の場合は
- 一気に売却する
- 定期的に売却する
などの出口戦略があり、
どちらにしろ積み上げた資産を売却しなければなりません。
対して高配当株投資の場合、目的が配当金のため
株を売却する必要がなく出口戦略が不要です。

受け取った配当金を使うだけだからね!
実際に株式投資を始めてみると、株を買付するのは簡単なのですが
株を売却するのは非常に難しく感じます。
そのため株を売却する必要がなく
出口戦略が不要な点は高配当株投資のメリットの1つです。
高配当株投資のデメリット
次は「高配当株投資のデメリット」です。
トータルリターンはインデックス投資に劣る

1つ目のデメリットは「トータルリターンはインデックス投資に劣る」です。
過去の実績から長期的に見ると
- キャピタルゲイン
- インカムゲイン
の2つを足したトータルリターンは
インデックス投資に劣ることが知られています。
そのため理論的な利益の最大化が難しい点が
高配当株投資のデメリットの1つです。
ちなみにインデックス投資のトータルリターンについては
こちらの書籍が名著として知られています。
株式投資をする方には必読の一冊なので、ぜひご拝読ください!
インデックス投資に比べ手間がかかる

2つ目のデメリットは「インデックス投資に比べ手間がかかる」です。
インデックス投資の場合、
S&P 500などの投資をする基準の株価指数(インデックス)を決めたら
一定の金額を一定の頻度で愚直に買付を行います。
そのため銘柄選定などの手間がなく
銘柄を分析するための知識が無くても問題ありません。
対して高配当株投資の場合
- 割安なタイミングの見極め
- 優良な銘柄の選定
などが必要になります。

銘柄の選定って難しそう・・・
したがってインデックス投資に比べて手間がかかる点が
高配当株投資のデメリットの1つです。
配当を受け取るごとに税金がかかる

3つ目のデメリットは「配当を受け取るごとに税金がかかる」です。
株から得られる利益である配当金には
当然ですが税金が約20%(日本株の場合)かかります。
そのため配当金を再投資する場合
同じ金額の株価の上昇と比較すると
税金分利回りが劣ってしましまいます。
例えば同じ利回り5%で毎年100万円を20年間投資し
- キャピタルゲイン
- インカムゲイン
を比較すると、以下のグラフのようになります。

明らかにキャピタルゲインの方が20年後の評価額が高くなり
その差額は約330万円です。
したがって毎年の利回りが税金分下がってしまう点は
高配当株投資のデメリットの1つです。
私が高配当株投資を選んだ理由
最後は本題である「私が高配当株投資を選んだ理由」です。
配当金の使いみちが自由

1つ目の理由は「配当金の使いみちが自由」です。
インデックス投資の場合
キャピタルゲインを目的とするため、毎年売却しない限り
得られた含み益を使うことができません。
しかし高配当株投資の場合
毎年得られる配当金は、現金でもらえるため
- 再投資する
- 生活費に当てる
- 貯金する
- 贅沢する
など、使い道が自由であり、この点が私にとって魅力に感じました。
私はまだ20代前半であり
- 怪我や病気になるかもしれない
- いつ結婚や子どもを持つかもわからない
- 家を買うかもしれないし、一生賃貸かもしれない
- 仕事を失うかもしれないし、何か新しいことを始めるかもしれない
- 突然旅にでるかもしれない
今後の将来のことはまったくわかりません。
このような自らの情報を踏まえると
インデックス投資にトータルリターンが劣ったとしても
比較的安定した配当金を
その時々の状況に合わせて使うことの出来る高配当株投資は
自分に合っていると考えました。
毎年不労所得が増える実感を得たい

2つ目の理由は「毎年不労所得が増える実感を得たい」です。
高配当株投資は、大幅な減配が無い限り毎年配当金が増加するため
不労所得が増えていることを強く実感できます。
所詮は気持ちの問題なのですが、
長期投資をする上でモチベーションの維持は非常に大切であると考え
モチベーションの続きやすい高配当株投資が自分には合っていると考えました。
まとめ
今回は私がインデックス投資ではなく高配当株投資を選んだ理由について
- 高配当株投資とはどんな投資手法か
- 高配当株投資のメリット
- 高配当株投資のデメリット
- 私が高配当株投資を選んだ理由
という流れでご紹介しました。
トータルリターンはインデックス投資に劣ってしまう高配当株投資ですが
- 配当金の使いみちが自由
- 不労所得の増加を実感できる
など、インデックス投資にはないメリットがあります。
「投資手法に迷っている」という方は
ぜひ自分に合った投資手法を選んで頂ければ幸いです!
また最新の高配当株投資の経過はこちらをご参考ください!