この記事では
python「でのwhile文の使い方」について、わかりやすくご紹介します!
while文を使うと効率よくコードを書くことができるので
ぜひ内容を理解して使いこなしていきましょう!
またpythonとpythonの勉強法は
こちらで詳しく紹介しているので、ぜひご参考ください!
while文とはどんな構文なのか?
まずはwhile文がどんな構文なのかについてご説明します!
ある条件を満たすまで処理を繰り返し実行したい時に使う!
結論、while文は
「ある条件を満たすまで処理を繰り返し実行」に使用する構文です!

繰り返し実行する??
例として「予算1000円以内で買い物をするプログラム」を考えます。
- 買いたいものの値段を入力
- 合計金額に値段を順番に足す
- 合計金額が1000円を超えたところで処理をやめる
# 合計金額
total = 0
# 繰り返す回数が未知のため100とする
for _ in range(100):
# 入力された値段を合計金額に加える
total += int(input())
# 合計金額が1000円を超えたら処理をやめる
if total > 1000:
break
# 合計金額を出力
print(total)
for文とif文についてはこちらをご参考ください!
上記のコードを見ると
for文の繰り返し回数が未知のため、
大きな数を代入しなければなりません。
このような「 ある条件を満たすまで処理を繰り返す 」といった場合には
while文を使うとよりシンプルに書くことができます!
while文の使い方
では次にwhile文の使い方をご説明します。
while文は
- 繰り返し実行したい処理
- 繰り返しを続ける条件
の2つを使って以下のように書きます。
while (繰り返しを続ける条件):
(繰り返し実行する処理)
「繰り返し実行する処理」は
インデント(半角スペース×4)を空けて書くことに注意しましょう!
先程の「 予算1000円以内で買い物をするプログラム 」は
while文を使うと以下のように書くことが出来ます!
# 合計金額
total = 0
# 合計金額が1000円以下の場合
while total <= 1000:
# 入力された値段を合計金額に足す
total += int(input())
# 合計金額を出力
print(total)
コードの行数も減り、また繰り返しの回数も指定する必要がありません!
このようにwhile文を使うと
「ある条件を満たすまで処理を繰り返す」といったコードを
効率的に書くことができます!
while文の注意点
次に「while文の注意点」についてご紹介します!
while文では無限ループに注意する

上記でも述べたように
while文は
- 繰り返し実行したい処理
- 繰り返しを続ける条件
の2つを使って処理を書き、繰り返す回数は指定しません。
では、もし以下のような
「繰り返しの条件を満たし続ける」コードを実行するとどうなるでしょうか?
# 合計金額
total = 0
# 合計金額が0円以上の場合
while total >= 0:
# 入力された値段を合計金額に足す
total += int(input())
# 合計金額を出力
print(total)

もしかして処理が終わらない??
このようなコードの場合
while文は無限に処理を繰り返す「無限ループ」に陥ってしまいます。
そのためwhile文を使う際には、無限ループに陥らないように注意しましょう!
無限ループからは(Ctrl + C)で脱出する

最後に「 無限ループの処理を実行してしまった 」時の対処法についてです。
もし無限ループに陥ってしまったときは
Ctrlキーと”C”を同時に押すと処理が途中で中断するので
(Ctrl + C)で脱出しましょう!
ちなみに(Ctrl + C)は無限ループ以外でも、処理を中断できるので
どうしても処理が終わらない時などは中断するために使用しましょう!
まとめ
今回はpythonでのwhile文の使い方について
- while文とはどんな構文なのか
- while文の注意点
という流れで紹介しました!
while文はこちらで紹介しているfor文と同様に繰り返しに使用する構文です。
ぜひ扱いをマスターして、使いこなしていきましょう!